So-net無料ブログ作成

20081209

壱生もと純米酒火入 神戸酒心館(兵庫県)

DSCF7107.jpg

私が心を揺さぶられるお酒の一つといえます。
速醸もとで仕込まれた壱もいいのですが、生もと造りのこちらが絶品です。
ただ、毎年の造りに非常にばらつきがあり、味の多い年などは少し持て余します。
今回紹介するお酒も、入荷は一年前の今頃です。
希望が無い限り、新しいお酒は店頭に並べません。
一年かそれ以上の貯蔵をさせてから、御案内しています。

神戸酒心館のこのお酒は、ついつい阪神淡路大震災の話しにリンクされ、
ナイーブに紹介されていますが、それはそれとして、
もう少し大きな時間の流れでもって評価されても良いと思います。
灘にあるこの蔵の界隈には、全国シェアを誇る蔵元が並び立ちます。
現在でも、清酒の全国への出荷量は、灘で造られたものが四割近くを占めます。
江戸期の下り酒としてもてはやされた時代には、
量だけでなく質そのものも、その評価に違わないものだったのでしょう。
しかしながら、現在の灘から全国へと出荷される清酒は、
その本来の姿とは似て非なるものです。
糖類や酸味料、そして必要以上のアルコールを添加したものは、
リキュール類か雑酒でいいのではないでしょうか。
などと、純米酒礼讃がしたいわけではありませんが、
ここ神戸酒心館の醸すお酒は、灘に残る本流の生もとへの挑戦があります。
甘くて、濃くて、懐深いおおらかなこのお酒、お燗で楽しんで欲しいです。

お買い物はこちらからです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0