富久錦純米山田錦八〇

20091109

富久錦純米山田錦八〇　富久錦株式会社　



お米を削るのは、中心部分の方がでんぷん質の含有量が高くなるからですが
低精白のお米で仕込んだお酒は、以外にすっきりとした味わいに仕上がるそうです。

お米は周辺部分に行く程、蛋白質や脂質、灰質等の含まれる量が高くなり、
これらは言わば、アルコール発酵をする酵母の栄養源です。

こららの栄養源の供給量が多くなる低精白で仕込むもろみは、
沸くのがあっという間で、お米の旨味を充分に引き出すのが、
かなり難しい作業となります。

この富久錦さんのお酒も若いうちは地味目ですが、
しっかりと熟成期間を経た物は、
柔らかなお米の旨味が楽しめます。

地元加西産の山田錦100％で仕込まれ、
上槽後一年の熟成の後に瓶詰め、出荷されます。

このお酒も前回の久礼に続き、
2009年11月号のヴィノテークで紹介されています。

大阪と神戸の酒販店20件程のみの取り扱いとなります。

お買い物はこちらからです。

タグ：富久錦 ヴィノテーク 山田錦