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シャトー・メルシャン [入荷予定]

シャトー・メルシャン 大森リースリング 2008年
      メルシャン株式会社

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たまにはワインの入荷情報をします。

甘味料等を添加した甘口ワインの生産から、
欧州ワインの標準的なスタイルであるファインワインの生産へと
メルシャンがその力点を移し始めたのは1970年のことです。
1976年には、従来のラブルスカ系の品種からメルロー種への植え替え、
1984年にはカベルネソーヴィニヨン種の栽培を手がけ始め、
その後もシャルドネ種の植え付けやリースリング種等、
世界的に偉大なワインとして評価される葡萄品種への転換を図ってきました。

この秋田県横手市大森地区で栽培されているリースリング種も
ドイツやフランスのアルザス地方の白ワインにおける、
偉大なワインを生み出す世界的な品種の一つです。
ただ、世界的に様々な地域で成功を見るシャルドネ種と違って、
リースリング種は産地との結びつきが強い、やや気難しい品種とも言えます。
良年には蜂蜜を思わせる甘美で重厚な味わいをもたらす一方で、
甘いだけでない骨格のしっかりとしたワインとなるためには、
爽やかな後味をもたらす酸の存在が不可欠で、寒冷な地での栽培が必要となります。

大森地区でのリースリングの栽培開始は1982年まで遡ります。
寒冷な地での栽培は近年まで満足な収穫が難しい状態でしたが、
収量制限や病害をもたらす雨を除けるための笠かけ等、
生産農家とメルシャン技術者の努力により、飛躍的な品質の向上が見られるようになりました。
今回1000本の限定生産で、シャトー・メルシャン・シリーズへと加わることとなりました。

気になる方はこちらからどうぞ。




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