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本坊酒造 [入荷予定]

20101118

芋焼酎 桜島年号焼酎2010年

本坊酒造(鹿児島県)


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 農産物から生まれるお酒には、新酒の季節があります。芋焼酎も例に漏れずにで、夏の間に収穫されたさつま芋は、もうその秋には焼酎となっています。米や麦等の穀物とは違い、さつま芋は掘り出した後は傷み易く、ワインとなる葡萄と同じで収穫後は出来るだけ早い醸造が望まれます。冷凍して保存しておく技術も無いわけはないですが、コストはその方が大きくかかります。

 この焼酎は、その年に収穫された黄金千貫を用いて秋に仕込まれ蒸留されたものを、貯蔵を経ずに瓶詰めし、直ぐに出荷しています。出来立てを味わうという意味で、芋焼酎の新酒です。焼酎は造り立てだとフーゼル油等の油脂成分を多く含んでいるため、本来では貯蔵熟成と濾過を行いますが、この焼酎ではそれらを行っていないために、冬の気温が下がってきた時期には澱状の浮遊物が発現することがあります。品質には全く問題はなく、品温が上がれば溶解します。

 旨味成分が多い分、通常の桜島に比べてより濃厚な旨味を楽しむことができます。冷やして良し、お湯割にするなら、熱すぎないぬる燗がお勧めです。

 ラベルには桜島が描かれた絵が使われていますが、これはその年に開催された「桜島美術展」での桜島アートラベル賞受賞作が用いられており、毎年変わります。

お買い求めはこちらからです。


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