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宮乃舞 [入荷予定]

20101220

宮乃舞純米吟醸酒しずく媛2009BY

松田酒造(愛媛県西宇和郡)


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 最近、何かと問い合わせが続いていたお酒です。およそ5年振りくらいの再入荷となります。当時とは使用するお米等のスペックも随分と変更されました。

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 宮乃舞を醸す松田酒造さんは、愛媛県の西の果て、佐田岬の付け根あたりにある伊方町に蔵を構えています。町はその名の通り伊方杜氏の里として有名だったようですが、酒蔵はもう松田酒造さんだけになったそうです。ごくごく少量のお酒を丁寧に造り、また出来る量が少ないからこそ可能なのですが、普通酒にいたるまで全てのお酒を冷蔵管理しています。海を越えて九州地方が近いこともあり、夏の間は焼酎も造ります。

 この蔵のお酒との出会いは今から10年以上も前になります。佐田岬は私の母親が生まれた地であり、子供の頃は夏休になると大きなフェリーに乗り何時間も掛けて里帰りをしたものでした。大人になった前後は数年間は帰っていなかったのですが、急に思い立ち訪ねた折りに松田酒造さんの存在を知りました。母親は、もうその地には帰り住むことはないのでしょうが、せめてその地の記憶をここ大阪の地で思い出す切っ掛けになればと思い、取り扱いを始めました。
 蔵の若社長である松田眞造さんとは訪ねる度に親交を深め、私の結婚式にも出席をしていただきました。これからもずっと大切にしていきたいお酒の一つです。

 以前は松山三井というお米を用いて醸していましたが、今回入荷のお酒は、愛媛県で開発された酒米「しずく媛」が使われています。山田錦に匹敵するような酒造適性を持つようで、今後の活躍が期待されています。
 出来上がったお酒は55%精米された純米吟醸酒で、酵母はEK-1というやはり愛媛県で開発された9号系の酵母が使われています。生の状態での半年間の貯蔵の後瓶火入し、再び冷蔵にて管理されています。
 柔らかで端正な飲み口があり、甘味が程々にあり嫌味の無い余韻が続きます。少し冷やした状態がお勧めの温度帯です。

 お買い求めはこちらからになります。



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