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武士者 [入荷予定]

20110205

球磨焼酎 武士者常圧蒸留25°

堤酒造(熊本県球磨郡)


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 球磨焼酎の称号は、コニャックやシャンパーニュ等と同じ原産地の地理的表示の認定を受けており、別の場所で造られたものや、決められた製造方法を守らない場合は、その名前を名乗れません。一昔前はカリフォルニア・シャブリなんてワインもあったようですが、例えば、大阪湾産氷見ブリとか愛知県産関サバなんていうのと同じで、名前には地域由来の特性が込められているはずでとってもおかしな話です。産地の地位と品質は生産者と消費者の両者のために守られねばなりません。以下、簡単に詳細です。

 認定内容の記述は、球磨焼酎酒造組合のサイトから抜粋してきました。

 米こうじ及び球磨川の伏流水である熊本県球磨郡又は同県人吉市の地下水(以下「球磨の地下水」という)を原料として発酵させた一次もろみに米及び球磨の地下水を加えて、更に発酵させた二次もろみを熊本県球磨郡又は同県人吉市において単式蒸留器をもって蒸留し、かつ、一切の添加物を加えず容器詰めしたものをいいます。

 武士者のこの常圧蒸留タイプは柔らかでいて、しっかりとした米の甘味と旨味を感じることができます。穏やかな香味を求めて、減圧蒸留という低温で醪からアルコールを注出する方法がとられることがありますが、その場合だと美味しさのモトとなるフーゼル油等の味わいまでが醪中に残ってしまいます。常圧蒸留したものは、そのままですと荒々しい味わいですが、丁寧な濾過を行い、適度な熟成経ると、焼酎らしい旨味を残しながら、角の取れた円い味わいになります。

 お買い求めはこちらからになります。


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