神川酒造

20110215

芋焼酎25°　照葉樹林

神川酒造(鹿児島県)

　神川酒造さんの白麹レギュラータイプである「照葉樹林」がリニューアルされていました。
　ラベルが一新です。

　現在、神川酒造さんは小鹿酒造さんの子会社として運営さていて、関連会社としての研究部門的な役割を果たしています。小鹿酒造さんが自前でのさつま芋生産体制を持つため、神川酒造さんでも、使われるさつま芋は同じ生産者組合が育てた黄金千貫を使って焼酎造りを行っています。

　蒸留方法にもこだわりがあり、柔らかな蒸気を吹きかけてゆっくり蒸留する方法を行うことで、雑味の少ない滑らかな原酒を生み出します。

　照葉樹林とは東アジアにおけるモンスーン気候が生み出した独特の風土を指します。その自然からもたらされるのが、豊富な「水」という恵みです。多くの雨が降り、一年を通して絶えることの無い緑が生い茂り、深い森を持つ山々をくぐり抜けたその水が、川の流れや地下水となり、美味しい焼酎の源泉となっています。
　世界はグローバル化していますが、それぞれの風土に根ざしたローカルな特徴を持つ産物はまだまだ沢山あります。

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タグ：神川酒造 照葉樹林 黄金千貫 大隅半島