ぶどうの丘 [日誌]
ぶどうの丘
(山梨県甲州市勝沼)
2012年3月の末に、念願だった勝沼の地に足を運びました。
勝沼葡萄郷駅に降り立った時は、晴れた空を背景として広がる眼前の南アルプスに大感動です。左を見やると富士山も山間から顔を出していました。
初めてとなった勝沼訪問は、まずは町の中心部にある「ぶどうの丘」への訪問からスタートです。
先ほどの写真よりも少し引いてみると、右端の方に写る建物がそうですね。ぷらぷらと歩いて行くことにしました。
更にはこちらの道案内にも感動です。
「甲州街道」って響きが良いですよね。
駅からの道中には葡萄畑が広がり、ここがまさに日本のワイン用葡萄造りの中心地であることを実感させられます。
原茂ワインさんへも立ち寄る予定があったのですが、時間切れでした。
レリーフには二人の青年の姿があります。
再三になりますが、ぶどうの丘から見た南アルプスです。
ため息がこぼれる程に美しいです。自然とは畏怖するものであることが実感されます。
「ぶどうの丘」にはワインを初めとする勝沼産の物産が多数販売されています。また、レストランや宿泊施設もあって、観光を含めた勝沼でのワイン情報の発信基地でもあります。
地下にはワインカーブがあって、およそ200種類以上のワインのテイスティングが可能です。
全くの無料という訳にはいきませんが、1100円程でタートヴァンを購入して全ての試飲が可能となります。
時間はまだ朝の9時でしたが、ひたすらテイスティングを開始です。
その後の予定もあり一時間程しか持ちタイムがないので、ひらすら香りを嗅ぐ、味を探すの連続です。
白はまだ少し楽なのですが、赤を沢山に飲んでいるとタンニン分の収斂性で口中がかなりつらくなります。
およそ200種類近くを利きましたが、「おおっ」と感動させられるものも数多くありました。全体的に白の方がレベルアップしている感じで、今後の甲州品種の高い可能性が感じられました。逆に、赤ワインは難しいものが多かったように思います。
甲州葡萄をどのような形でワインへとするかという価値判断はある程度のコンセンサスが伝わってきたのですが、赤に関しては目指す味わいの置き所が散漫で、品種の適正以前に今有る風土からどのようなワインを造りたいのかが見え難いような気がしました。
施設内をもう少しゆっくりと見て回りたかったのですが、慌ただしく次の地へと向かいました。
下の写真はイケダワイナリーさんの看板です。
紹介は割愛します
次に向かったのはこれも長いこと抱えてた宿題、「ダイヤモンド酒造さん」への訪問です。
雨宮さんは覚えているだろうか?
2012-05-30 11:56
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