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田植え [イベント]

20130609

いづみ橋

泉橋酒造(神奈川県海老名市)


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 田圃にトンボ?

 
 6月上旬の日曜日、神奈川県海老名市にある泉橋酒造さんに行ってきました。

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 この日は、山田錦と雄町米の田植え会が開催されました。ほぼ一番乗りの到着となり、早朝の静かな佇まいにある酒蔵さんを独り占めです。

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 庭の片隅にはきもと造り用の半切り桶が干されています。

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 泉橋酒造さんでは「酒造りは米造りから」をモットーに、蔵のまわりに広がる自営田で酒造りに用いる酒米を蔵人自らで育てております。また近隣の農家さんとは山田錦等の契約栽培を行うなど「一貫造り」とも呼ばれる酒蔵経営に挑戦をしています。更には蔵で醸造するお酒は全て純米酒のみという全量純米蔵ともなっています。
 まさに“DOMAINE IZUMIBASHI”という所ですね。

 田植え会に参加する人は年々増え続け、今回は200人越えの人達が集まりました。老若男女と区別なく、多士済々が準備万端です。

 最初に蔵での取り組みやこの日の田植え方法を説明する橋場社長です。

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 およそ一坪分に植えた苗から純米酒一升が作られます。減反を止めて緑の風景を広げるためには日本酒を沢山に飲むことが必要かもしれません。

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 準備をされた山田錦と雄町米の苗が初々しいです。

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 この日は行いませんでしたが、亀の尾の苗もありました。

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 参加者には子供達も沢山いました。将来は日本酒ラヴァーズになってくれるでしょうか。

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 こちらの自営田に植えられた雄町米は、今後は無農薬と無肥料で育てられます。収量等を考えるとやや高スト高な試みとはなっていますが、出来上がるお酒は柔らかなお米の旨味がたっぷりのお酒に仕上がります。しかしながら、持続可能な農業や作物の再生産を考えると将来は以外に低コストになったといえる日がくるかもしれません。
 この雄町米から醸されたお酒は“晴瑠野”と名付けられ、田圃作業に訪れた酒販店のみで販売されています。

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 地元メディアの取材等もあったりで、引っ張りだこの橋場社長です。

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 一番最初のトンボ掛けをしていた写真の意味がわかるでしょうか。
 苗を植える間隔を一定に保つために泥の上に格子を描き、田植え作業が均等に仕上がるように考えられています。

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 作業を終えた後は蔵の中庭にて宴会です。

 乾杯はもちろん夏ヤゴソーダです。初めてお会いする方々とも一遍に打ち解けてしまいました。
 お酒の力は偉大です。

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 色んないづみ橋さんのお酒を楽しむことができました。
 もちろんお燗も万全の用意です。

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 泉橋酒造の皆さんには大変にお世話になりました。
 また、草引きや稲刈り等にも参加をします!

 いづみ橋さんのお酒はこちらで案内をしております。

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