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花垣 [南部酒造場]

20100831

花垣調熟純米古酒 2010年蔵出し
   南部酒造場(福井県大野市)

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琥珀色が美しい純米古酒です。
お値段も驚きのコストパフォーマンスです。
複数の熟成酒をブレンドすることにより、
バランスの良く飲み易い古酒に仕上がっています。

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熟成香も穏やかで、ナッツやほのかなロースト香、杉の木の香りがします。
甘味は程々に見た目の色艶程ではなく、軽快な酸と甘味が舌の上で踊り出します。
アルコール感は少なく、余韻はほのかにメープルシロップの味わいです。
心までダンスし始めるような美味しさです。
常温かぬる燗がお勧めです。


さぁ、花垣のお酒を日置杜氏とともに楽しみたい方は、
9月1日は日本酒うさぎさんへ、まいりましょう〜
詳細はこちらになります。

その日は行けないけど、どうしても飲んでみたいと思われた方は、
こちらからお買い求めください。


花垣 [南部酒造場]

20200830

花垣米しずく山廃仕込純米酒 2008BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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こちらのお酒も今回のイベントに合わせて先出していただきました。

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南部酒造場さんでは生もと造りと山廃仕込という伝統的な清酒造りにも挑戦しています。
通常ではこのお酒は通年商品なのですが、貯蔵期間を2年近く取っているため、
少し引き合いがあると、あっという間に蔵からお酒が無くなってしまいます。

若いうちは高い酸から、喉を焼くような辛味を感じますが、
適度な熟成を経ると、食欲をそそる円やかな味わいに変化します。
常温かお燗がお勧めの飲み方ですが、
しっかり熟成させた後は、少し冷たくしても、美味しくいただけます。
適度なほろ苦さを感じながらも、じわりと広がる甘い余韻が楽しめますよ。

通常の蔵出しはこの10月からになりますので、
一足先に飲んでみたいと思われた方はこちらからどうぞ。

お買い求めはこちらからです。



花垣 [南部酒造場]

20100829

花垣米しずく生もと純米酒 2007BY
   南部酒造場(福井県大野市)

まだまだ暑い日が続いていますが、お燗の酒も楽しみたいですので、
こちらも登場します。

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南部酒造場さんは地味に多彩なラインナップを誇っています。
古酒への取り組みやオーク樽熟成の挑戦等もそうですし、
生もと造りと山廃仕込のお酒も、毎年仕込んでいます。
ただし、酸の押しの強いこれらのお酒は、
最低でも二年近くの貯蔵をした後に、出荷しています。

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照りのある黄金色を放つのは、炭素を使っていない証です。
香りには、ナッツやトーストのニュアンスがあり、
口に含むと微かな甘みを感じた後に、辛味のある酸が走ります。
ビギナーが飲むお酒では無いような気もしますが、
以外に、日本酒の世界にどっぷりはまる人は、
生もとのお酒がデビューという人も多いようです。

お買い求めの方はこちらからになります。



花垣 [南部酒造場]

20100828

花垣ひやおろし米しずく純米酒 2009BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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少しフライングですが、用意していただくことにしました。

花垣さんのひやおろしはかなりフレッシュな香味を感じます。
生香や火冷め香ではなく、何か生々しくも果実味たっぷりの
米ジュースを飲んでいるようなのです。
今年はまだまだ暑い時期が続きそうなので、
少し冷やして飲むのが美味しいでしょう。

販売は9月9日の重陽の節句から始めます。
一足早く飲みたい方は、こちらからどうぞ。

お買い求めの方はこちらからになります。




花垣 [南部酒造場]

20100827

花垣純米大吟醸うすにごり 2009BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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こちらは今回のお酒の中でもやや遊びのあるお酒です。

純米大吟醸をおりがらみでというのはママありますが、
それを火入酒として出荷してるのはあまり多くないでしょう。

にごりやおりが入ったお酒は、酒躯が豊かになるだけでなく、
そのマスキングの効果で、新酒のうちからでも柔らかな味わいに仕上がります。
また、熟成により微妙に旨味も増すので、
ぬる燗でも美味しくいただけます。

今年の入荷分もこれで最後となりました。

飲んでみたい方はこちらからになります。


花垣 [南部酒造場]

20100826

花垣純米大吟醸無濾過生原酒 2009BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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今回の花垣の会では、生酒は2種類になります。
前々回に紹介した純米タイプとこの純米大吟醸タイプです。

香りに涼しげな吟醸香があり、かすかに香水ような香りも混じります。
味わいはシャープで、生酒らしい甘味がありますが、端麗な後味が余韻を引き締めます。

素直で無垢な米からの冷たいお澄ましを飲むような気分にさせらます。

花垣の会の案内はこちらからになります。

お買い求めはこちらからになります。



花垣 [南部酒造場]

20100825

花垣純米にごり酒 2009BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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こちらのお酒は外せません。
冷やしてよし、燗してなお良しの純米にごり酒です。

甘辛の指標である日本酒度はマイナスで、
お酒としては甘い方に分類されるのですが、
酸味が爽やかな後味さっぱりで、以外に辛口にきけます。
とっても重宝するにごり酒ですが、お値段も吃驚価格です。

ちなみにこの冬の新酒の時期に欠品するという逸話があって、
東京のメトロの中吊りに書かれたエッセイで紹介されたところ、
瞬間的に蔵から無くなったそうです。

東京はすごいなぁ〜

お買い求めはこちらからになります。



花垣 [南部酒造場]

20100824

花垣さんの会で飲んでいただくお酒を順番に紹介していきます。

花垣純米無濾過生原酒 2009BY
   南部酒造場(福井県大野市)

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花垣を醸す南部酒造場さんのお酒造りのスタンスは、
基本的な部分を大切にすることにあります。
そのためか、お酒に付けられる名前にも、飾らない等身大のものが多いです。
米と米麹のみ原料のお酒で、火入せず、加水せず、出来上がったお酒は、
「純米無濾過生原酒」となります。

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南部酒造場さんは現在700石程度の生産量です。
その知名度と多品種からは少なさに驚かされます。
もっと多くのお酒を造っていると考えていました。
製造場も3階建ての大きな建物で、タンクもところ狭しと並んでいます。
多くの行程で機械の導入はされていますが、それを扱うのはあくまで人間で、
様々な局面での判断は、数値と云うデータを参考にしながらも、実際に決めるのは人間です。
安易に手作業を礼讃するのではなく、科学的な裏打ちで持って、
人の技術や感が機械に勝ることがあると、言われるべきでしょう。
その点で、南部酒造場さんの酒造りは伝統的でありながらも、
常に革新性を感じさせるものになっています。

ひとまず、最初には、スッピンの花垣のお酒を味わってください。
シンプルに米の甘味を引き出した素直な味わいです。

今回は、特別に蔵での取り置き分が入荷しています。

お買い求めはこちらからになります。



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