SSブログ

竹鶴 [入荷予定]

〜入荷情報〜

広島県竹原市にある竹鶴酒造さんからの入荷です。

小笹屋竹鶴純米生原酒大和雄町R3BY 3500円(3850円)

IMG_3657.jpeg 
小笹屋竹鶴生酛純米大吟醸原酒29BY 12000円(13200円)

大和雄町の新酒が入荷です。生原酒での詰口となります。藤原杜氏が二年目のお酒となります。
小笹屋竹鶴の最高峰となる生酛仕込にて醸した純米大吟醸酒が入荷です。木桶で醸した原酒を加水せずに一火のみしての詰口です。
この年は私も蔵見学に行っていました。前石川達也杜氏を筆頭に、現杜氏の藤原さんが頭を務め、そして蔵人には長慶寺さん、岩渕さん、そして初めて蔵入りをした本村さんのメンバーでした。とても縁の深い一本になっています。心して迎え送り出す一本です。

「小笹屋」は竹鶴さんの江戸時代の屋号になります。上槽後のお酒を一回のみ火入れし、加水せずに原酒のままで瓶詰めしたお酒です。
大和雄町は速醸酛にて協会701号酵母で醸しています。色を含めてとても濃いお酒ですが味わいには透明感とも言えそうな澄んだ飲み口です。お燗がお勧めですが、そのままですと45℃前後くらいに、熱めの温度で飲む場合には少し加水をしてください。
生酛は改良雄町を用いて木桶にて仕込んだお酒です。温度管理をせずに酵母無添加で醸したお酒は様々な微生物たちの営みが宿っています。高い凝縮感のある味わいは口へ含んだ際には出来るだけゆっくりと飲み干してください。色々な表情を見せてくれます。そのままで飲む場合はには少し冷えた15℃くらいから常温、温める場合もあまり熱過ぎない方が味覚がぼやけません。熱めのお燗で飲みたい場合は二割くらいの加水をしてください。

清酒竹鶴は食と共にある日本酒として竹鶴さんのボトムラインとなるお酒です。しっかりと旨味を感じさせながらも重さを感じさせません。温度はあまり気にせず熱めのお燗でお召し上がりください。
生酛純米は木桶にて醸された酵母無添加のお酒です。温度管理をしない発酵は、無数の微生物の豊かな働きをもたらし、この美しい調和の中にあるお酒を生み出してくれます。甘やかで濃密な味わいには甘美な旨味を残し、澄み冴えた余韻が長く続きます。こちらも温めてお飲みください。
秘傳は1970年から続く製品で、竹鶴さんの純米造りの端緒となったお酒です。広島県産八反錦を用いて協会601号酵母で醸されています。熟成感はしっかりとあり柔らかな飲み口に仕上がっています。こちらも熱めのお燗でお料理と一緒にお召し上がりをください。

この二月からお取引が始まりました。
竹鶴酒造さんのウェブサイトには「風土と歴史が醸す食中酒」とあります。
瀬戸内海の面する竹原の地では江戸期初め頃から塩作りが盛んで、竹鶴家も同じく製塩業で財をなし、更に酒造業へと参入しました。藩政下においては酒造業が停滞をしていたのを、明治維新以後は西方への販路開拓を目指し、上方のそれに負けないものをと県下で最初の酒造組合が出来たのも、竹原と隣接する安芸津を合わせた芸南地方と呼ばれるこの地でした。広島県は吟醸酒発祥の地とも呼ばれますが、その端緒は竹鶴酒造さんがその一角を担ってもいたのでしょう。
竹鶴酒造さんでは早くから純米酒製造、そして生酛や木桶での仕込など伝統的な日本酒造りに取り組んでいます。目指す酒質は、米や麹の旨味を活かしたお料理を引き立てるお酒であり、それには日本酒の一番の特徴である温めて飲むというスタイルを追求しています。
また、蔵では一昨年に前杜氏の石川達也氏が退任をされました。今の燗酒を志向する若い造り手からは大変に尊敬をされ、その惜しみない教授を受けられた方も多くあると聞きます。しかしながら、竹鶴酒造さんでは新たな伝統を積み重ねるためには現場の新陳代謝が必要と考え、現在は新しい体制でお酒造りへと臨んでいます。新生竹鶴さんの新しい挑戦に一緒に取り組むことが出来ることとをとても誇らしく思っています。そして、今後も楽しみにとなる竹鶴のお酒を皆様にお伝えできることは私にとって新しい力となってくれることでしょう。

その他の在庫
小笹屋竹鶴生酛純米原酒29BY 5500円(6050円)
小笹屋竹鶴大和雄町純米原酒29BY 3500円(3850円)
清酒竹鶴純米H30BY 2400円(2640円)
清酒竹鶴生酛純米H29BY 4200円(4620円)
竹鶴純米秘傳H28BY 2700円(2970円)

https://sakebox.ocnk.net/product-list/122

#竹鶴 #清酒竹鶴 #小笹屋竹鶴 #竹原市 #広島県
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。