入荷情報

20081016

芋焼酎新酒　さつま大海　大海酒造(鹿児島県)
ラベルが今回から変更されています。

菊水五郎八　菊水酒造(新潟県)
評価はさておきですが、にごり酒の定番です。
酒税法のカテゴリーはリキュール類となります。

季節がようやく秋らしい朝晩の冷え込みとなってきましたね。
燗酒が美味しいです。
今の私にとって、もっとも至福をもらえるお酒は、杉錦のお酒です。
数年前に少量を商品化した、酒毋を搾った「モト搾り」の印象があるのか、
ややもすると、際物のお酒ばかり造っていると見られがちです。
確かに、昨年と今年出した、酵母無添加の自然醸造等は、
苦手な人にとってはどぎつ過ぎる酸味かもしれません。
杉錦のお酒を好きになってしまった人が飲めばいいのですが、
順番が逆になると、まったくこの蔵のお酒を受け付けなくなってしまいます。

杉錦が醸す山廃の定番と言えば、玉栄で仕込む純米酒となります。
滋賀県産減農薬栽培の米を60％精白し、静岡HD-1と協会7号で仕込みます。
現在は2006BYのものを販売中です。
お酒がやや渋く、新酒の状態ではお酒の味のりも少し薄いので、
一年以上貯蔵された物の方がいいです。
火入されたものですので、思い切って室温で置いておく方がいいようです。

お燗の温度はそれほどナーバスになることは無いですが、
あまり火が入り過ぎない方が良いです。
上燗をちょい越えたくらいのものを、
ゆっくりと人肌になるまでに飲んでしまうのがいいですね。

夏に開いた杉井社長を囲む会の様子も早く報告しなくては・・・。