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蔵元研修 [日誌]

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岡山県真庭市にある辻本店さんにて開かれた、蔵元研修にいってきました。
しっかりとした造りの体験は今回が初めてのことです。

吟醸用の米洗いは、メッシュの袋にいれて10キロづつ、
蔵人は素手で洗います。
水をはった盥の仲で、一分の間に20回くらいかき混ぜますが、
途中で何回目だか解らなくなります。
今年は暖冬なのでましだそうですが、水は冷たいです。

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こちらは、麹の品温を計る頭の岩崎さんです。
杜氏である麻衣子が産休のため、今年は実質的な杜氏の重責を担います。

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きっちりと温度経過も記録されています。

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一方で、肌身で感じる情報も大切なようで、麹の香りを嗅いでいます。

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こちらはもしかしたら企業秘密かもしれませんが、ぱちりと一枚です。

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麹の仕事をさせてもらうと、やはりお酒造りの大切な部分に触れれた気がします。

こちらは半切り桶でしょうか、今は使われていません。

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夜に一部の蔵人さんと一緒に食事をしたのですが、
頭の岩崎さんは、皆から生もと造りへの挑戦を促されていました。
30歳そこそこで、物静かな感じな岩崎さんは、
やってみたいけど、怖いと仰っていました。
麻衣子杜氏は時折様子を見にはきているそうですが、
代わりに勤める杜氏としてのプレッシャーは相当なようで、
おとなしそうな印象ですが、話される言葉には、色んな思いの詰まった重みがあります。
造りが終わったらもう一度お酒を酌み交わしたい、好印象なお人柄です。

蔵の中のあちらこちらには、
近づく桃の節句に向けてのお雛様が沢山見受けられましたよ。

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