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全芋照葉樹林 [入荷予定]

20090905

昨年の今頃に、焼酎業界を揺るがす、米騒動があったはずですが、
世間の記憶からは、彼方に遠ざかった感があります。

酒造りを義務教育で学ぶ機会はあまりなく、一般的な認識は低いようですが、
日本における酒造り、食文化の中心には、の存在があります。
また稲作が難しい鹿児島県では、日本酒を含めた醸造酒造り自体が難しく、
その温暖な気候もあって、芋焼酎造りへと向かいました。
ただ、でんぷん質の糖化作用に麹黴の力を利用するのは同じで、
そこの部分では米麹を用いるのが伝統でした。
それは現在でも変わらない基本的なことであり、
WTOによって認定された産地呼称である“薩摩焼酎”においても、
米麹に使用する米の産地は、鹿児島県産であることを指定していません。
そこで一部の生産者が、全量鹿児島産であることへの一つの解答として、
芋麹の使用へと向かい始めたのが昨今の事情といえます。

全芋照葉樹林 神川酒造(鹿児島鹿屋市)

DSCF9102.jpg

地元大隅産の黄金千貫のみを用いて仕込んでいます。
今期の製造量は20石程で、一升瓶のみの発売です。
入荷したてで未試飲です。
味の感想はまた後日。

お買い物はこちらからです。
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