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宿題。

20080318

とある所から宿題を頂いていて、
お酒に関するコラムを書いてみませんかと言われていました。
自分が書いたものを人に読んでもらう機会としては、
とても有り難いことで、一つ返事に引き受けたのですが、
いまだにまとまな形にならずにいます。

お題としては、
阪神ナウのブログの延長線上ということも念頭にあったので、
阪神間の酒蔵、つまりは灘、あるいは池田や伊丹辺りの蔵の歴史に
ついて書きたいと思っています。

市場で簡単にもてはやされるものに対して、
ブランドとは何だろうというところがありもして、
過去に引く手数多だったもの、
あるいは今はなびきもされないものを見るに付け、
銘醸地の誕生と衰退ということを考えてみたいと思っています。

「失われた銘醸地の行方」

例えば、現在酒造りをしている蔵の歴史なんか見てみると、
灘の大きなメーカーや、地方であっても
辻さんとこみたいに200年以上というのもあるのですが、
実際のところは、明治初期に創業した蔵元、
今でいうと140年近い歴史を持つ蔵が多いのですね。
これはその頃の明治新政府による酒醸造の免許規制の緩和があって、
旧幕藩体制の資金源になっていた特権的な酒造りの既得権益を、
新政府側に引き寄せようというものであったわけで、
何も、自然発生的に、
自由な勝手造りの機運がたかまったわけではありません。
うちから歩いて数分のところに、
江戸積みの有名な名産地があったそうですが、
今では見る影もありません。

その辺りを、ゆるゆると、掘り起こせればと思っています。

いつもながらの言うだけ~、かもしれませんが、
この調べものの結果を読んでくれそうな人は、
よっちゃん、m-sさん、二人は確保しましたので、
もうしばらくは、頑張れそうです。
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