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禁煙の立ち飲み処 [雑記]

20080410

昨日の休みも先週に引き続き街歩き、今回は家内も一緒でした。

ほぼ先週と同じコースでしたが、ざっと辿った所を書くと、
朝の8時半に西九条駅を出発点として、安治川隧道を潜り、
エレベーターを出て直ぐに左に折れ、安治川左岸を遡行し、川口の教会で少し休憩です。
出入り自由という形で開放しているこちらの教会は、
平日の午前中という時間に訪れる人もなく、
ステンドグラスからもれてくる穏やかな光に身体を浸していると、
日々の生活にささくれ立った心が癒されます。
私はクリスチャンではありませんが、何かしら敬虔な気分にさせられもします。

土佐堀通りをちょこっと経由して、裏通りに入った所、
にちにちさんという天然酵母を使った焼きたてパンのお店で朝食を購入し、
食べ歩きしながらそのまま堂島川沿いに再び歩き出しました。
国際会議場、リーガロイヤル、国立国際美術館と横目に見やりながらですが、
現在は京阪電車延伸工事のため、ウォーキングにはかなり不適な道路状態です。

田蓑橋を越え、立て替え話しが出ている大ビルに。
トイレを借りに初めて建物内部に入りましたが、
レトロな造りがなんとも気持ちを和ませてくれます。
エレベーター入り口の装飾もあいらしいですし、
これを壊すのはもったいな過ぎますね。
現実問題としては、便利さと経済性の観点から、
新しいものへの立て替えが必要なのかもしれませんが、
合理性だけでは世界は成り立たっていなくて、
不経済なものの存在ってすごく大切だと思います。
この後に通る中之島中央公会堂も赤レンガ基金によって救われましたが、
大切な物や残して欲しい物を、
お上の方々は、浮き世とは随分違った考えをされるようです。
それにしても、中之島界隈は立て替えラッシュで、目新しいビルがあちらこちらです。

その後、バラ園を跨ぐ難波橋から北に折れ、
天神橋筋商店街を北に向けて上がって行きました。
途中天満宮に立ち寄った後に、お題のお店である立ち飲みの酒の奥田に。
暖簾を潜ったのは12時に少し前でしたが、既に3分の1くらいの客の入りです。
瓶ビールにおでんを頼み、一息です。
禁煙なせいか空気が清潔で、何よりも静かに飲んでいる人が多いお店です。
阿倍野にある明治屋に近いものがありながら、またひと味違った好印象です。
明治屋にあるストイックに飲むスタイルは、戦いを強いられている感じですが、
ここでの立ち居振る舞いは、自分の中にある理性を呼び起こしてくれる感じですね。
昼間は油を使う物はやっていないようです。

もう一本瓶ビールを飲んだ後、奥田を後にし、次のお店、寿司の春駒です。
休みになると、お寿司ばかり食べていますね。
この辺りはお寿司激戦区だそうで、お安いお値段で楽しめました。
カウンターごしの職人さんの接客も気持ち良く、満足度の高いお昼となりました。

帰りは、知る人知る天六から野田阪神に至る阪神電車の路線バスに乗ろうとしたのですが、
何と、朝と夕刻だけの通勤、帰社時のみの運行のようで、
10時から4時までの運転は無しという残念な〆となってしまいました。
阪神バスの利用はまた次の機会にということに。


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