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山田錦の白い花 [日誌]

20080904

珍しくも写真付きで更新です。

櫛羅.jpg

千代酒造さんが地元櫛羅で育てる山田錦の田んぼです。
今の時期、可憐な小さな花をつけます。

山田錦03.jpg

風に乗り漂って来る、穀物の香りに癒されます。
元気をもらい、明日への活力です。

15日に行う堺さんゲストのお酒の会は、
櫛羅のお酒をメインに開催します。
何人か楽しみなお客様が来るようで、いまからワクワクです。

帰り道、赤とんぼを見つけました。

あかとんぼ.jpg



営業案内と業務連絡 [日誌]

20080802

今月は、6日、20日、27日の水曜日を休みます。
13日は営業しますが、店頭のみです。

先月から、店の留守番役一番手である私の母親が腰を傷め、
自宅療養しております。
配達業務等をこなすため、午後の数時間、店を閉めていたり、
いつもより早い時間に閉店しております。
店頭でのお買い物にいらっしゃる方は、
電話もしくはメールで確認の上、お越しいただけると助かります。
通常営業もいつもとは勝手が違ってご迷惑をおかけすると思います。
よろしくお願いします。


お酒の会 [日誌]

20080627

来月に予定しているお酒の会の案内です。

〜杉錦醸造元杉井酒造社長兼杜氏、杉井均乃介氏を囲む会〜
      均乃介とやんちゃな酒飲み仲間達

日時  2008年7月16日水曜日
    午後7時〜11時

場所  むてんかぼう基
    福島区福島7丁目5−10
    06−6450ー0086

参加費 4500円
    料理2500円/お酒2000円

予定  7時 開場
    7時30 社長のお話
    8時 懇親会
    10時 抽選会と中締め
    11時 予定終了


店頭での常連のお客様であるA藤さんが参加していだけそうで、
嬉しい限りです。
よっちゃんとM-Sさんも参加予定をしているので、
自分もゲスト組で参加したい気分ですね。
当日の幹事を家内に頼もうかしら。

当日使うのに少し迷っているお酒がありました。
山廃本醸造というお酒なんですが、出来はスゴい良いんです。
いわゆるスーパー二級酒といったらよいのか、
爽やかな香りと柔らかな口あたり、余韻も軽やかで、
冷やで良し、燗してなお良しのお酒です。
本日二軒程の料飲店さんで利き酒してもらったのですが、
どちらも好印象で、機会があれば使いたいとのことです。
基本は純米酒のみでセレクションしていたのですが、
アル添酒も使おうかなと一押ししていただいた感じです。



その日の社長にお話していただく内容のアウトラインも記しておきます。


1)杉井酒造について

2)杉井均乃介について

3)地酒の中の静岡酒
   静岡型の吟醸造りと静岡酵母について
  静岡酒の中の杉錦について
   山廃造りと生もと造りへの傾斜 
   酵母無添加に関して
  杉錦の中の地酒とは
   火入れ酒について
   今後の杉錦のお酒造り

1)と2)に関しては蔵の歴史と社長の経歴紹介といった
自己紹介的なものになります。

3)で少しばかり踏み込んだ内容になります。

静岡県には多くの名醸蔵が立ちならんでいますが、
静岡型吟醸造りという形で、一つの共通項がうたわれています。
そこでは、静岡酵母の存在が不可欠になるわけですが、
その他にも麹造りや醪管理を含めた
静岡酒とはどういうものなのかという話。

一方で、最近の杉井酒造が仕込むお酒は山廃仕込みと生もと造りの
お酒のラインナップが増えつつありますが、
綺麗な吟醸酒が多くある静岡酒の中での杉錦の個性を目指す上で、
そのような商品構成に向けた方向性が出てきたのだと思います。
低精白米の使用や酵母無添加等、杉錦の現在について。

もう一つは、杉錦は基本的に生酒は蔵出ししないんですよね。
物流過程でのお酒の劣化等を危惧しているわけですが、
お酒自体の完成という面からも、火入れは必要であると考えています。
また、クールでの配送がいらなくなるので、
コストや環境面への配慮からも火入れの意義は高いと感じてもいます。
その辺りで、今後の地酒というものがどうあるべきかという
未来像みたいなものを伺えればと思っています。

今日と明日 [日誌]

20080522

本日、淡路島都美人酒造の堀河様がご来店です。
以前約束していた野菜を持参してきていただきました。
レタスにキャベツ、大根にタマネギを、ダンボール箱一杯分いただきました。
有り難うございます。
皆さん、都美人のお酒、パキリとした酸があって、男前のお酒です。
今年の仕込みは杜氏が変わったのですが、
何と全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。
蔵をかえて初めての年に凄いことです。
今後ますます楽しみです。

今日と明日は家内が実家の旅行に合流です。
どこに飲みにいこうかな。

出会い。 [日誌]

20080521

昨晩は、上本町界隈で、元坂酒造社長さんを囲む会。
営業の宿谷さんを加え、迎えた酒屋は8軒、総勢10名の楽しい会でした。
梅田駅前ビル地下にある山長さんのご主人のお話が上手なこと。
聞いていて、癒されます。
時間はあっというまで、終電ギリギリの帰宅となりました。
ちなみに、この日JR鶴橋駅の改札を出たのは初めてです。
楽しそうな街並です。


飲んでます。 [日誌]

20080502

一昨日の水曜日は、昼酒のために、天然温泉一休にいきました。
帰りに、皆くうさんで一杯やって、夕方から少しばかり店を開けました。
夜はおうちでご飯です。
オーナーの針尾さんから飲みのお誘いを受けましたので、
来週辺りいってきます。

昨日は、淡路島にある都美人酒造さんの営業堀河さんと飲みです。
千喜千輝さんに行ってきました。
日本酒を五合くらい飲んでしまいましたが、無事に帰ってこれました。

重なるもので、東京に転勤してる先輩が昨日から帰省中です。
たぶん、今日か明日に飲みにでます。



遠方より来る。 [日誌]

20080429

本日、3月にあった篠峯の蔵元試飲会にてお話をしたお客様が、
ご来店くださいました。
鶴橋から自転車で来られたそうです。
まったりとお話される方で、
杉錦山廃純米酒をお買い上げです。
有り難うございました。

選択 [日誌]

20080429

数日前に、杉井酒造さんからサンプルが届きました。
生もと造りか山廃仕込みで、純米にごり酒を商品化して欲しいとの希望を出したところ、
それに向けての仮仕込みをしたものです。

火入れした辛口のにごり酒をお燗して飲むという、
奈良の久保本家さんところの生もとのどぶが念頭にはあるのですが、
お燗のお酒の提案として、
もう少しバリエーションがあっても良いのではと思い、お願いしました。

こちらが販売できる数量も限られていて、
新たなスペックで別のタンクに一本仕込むと言うわけにはいかないので、
杉錦さんの既存の商品である、山廃純米酒をベースに、
にごりを入れ、瓶火入れしたものを送っていただきました。
ちなみに、杉錦さんは火入れ酒のみしか出荷しません。

香りは穏やかで、メロンや青リンゴのニュアンスです。
ほのかな甘味と、乳酸系の酸味、後味に苦みです。
今のところそれぞれの香味の構成要素がバラバラで、
まとまりに欠けますが、出来はまずまずです。
精白が低め、麹米70の掛米78なので、少し穀物のニュアンスが残りますが、
これも熟成を経れば、旨味に変わってくれると思います。

90リットル程、一升瓶で50本程の瓶詰めになります。
PBというわけではありませんが、スペックを蔵元とやり取りしながら
商品化するのは楽しいですね。
その分ちゃんと売ってあげないといけませんが。

価格は税込2200円くらいになる予定です。
香味を落ち着かせたいので、店に並ぶのは夏頃になるかもしれません。



営業案内 [日誌]

20080425

ゴールデンウィークは例年のごとく、通常営業をします。
4月30日の水曜日は夕刻より営業します。
5月の休みは、7日、14日、28日、の水曜日予定です。
21日は夕刻より営業します。

本物探し [日誌]

20080420

本日は、午前中に少しばたばたしました。

昼下がりに、神水さんが奥様とふらりとご来店です。
日曜日なので営業は休みで、
運動がてら二人で自転車に乗りぷらぷらとしているらしいです。
篠峯愛山、久礼の山、御前酒菩提、安芸虎ひやおろし、等々をお買い上げです。

ここ数年での店の品揃えを、普段飲みする家庭用のものから、
業務用で使う少しこだわりの商材に切り替えているのですが、
いいお酒を探しにくる人は店にまで訪ねてくることが多いようです。
決して、全てがそうだと言いませんが、そういう傾向にあります。
最近、川向こうの西淀川区からつくしを買いに来られた方は飲食店経営者の方で、
うちに来ている別のお客様に聞いて来たとおっしゃっていました。
その他にも、金生さん、のろのろさん、基さん、千喜千輝さん、
ちょっとした合間に立ち寄ってくださることが多いです。
それを考えると、日本酒蔵には結構いっているのですが、
旨い焼酎を探しに、鹿児島あたりに行かないといけないと思ったりもします。